築約40年以上、2階瓦屋根、1階板金屋根のお家の瓦葺き替え工事と板金屋根カバー工法の施工をさせていただきましたので作業内容を紹介します♪

上の写真を見てもらうと瓦の表面が剥がれた様になっているのは「凍害」による被害で寒い地域で起こりやすい現象です。

凍害から雨漏りの流れは、①屋根材の表面劣化→②防水性能落ちる→③少しの水が瓦内部に侵入→④寒い時間に水が氷る→⑤水が氷ると体積が膨張→⑥屋根材内部から破裂→⑦防水性能ガタ落ち→⑧雨水侵入→⑨雨漏り

こんな感じでたくさんのステップを踏んで雨漏りに繋がるんですけど、屋根の上なんてほとんど見えない所でこれが進行しているんで実際ピンとこないですよね(笑)なので数年に一回、何も起きてない時でも点検を依頼されることをオススメします♪

それではここから葺き替え作業していきます!

凍害があった棟(屋根頂上部)の瓦を撤去すると中の赤土がボロボロになっていました。上記の過程だと⑧~⑨の間ですね。あと少し施工が遅かったら雨漏りに繋がるところでした。

瓦を全て撤去して綺麗に掃除したらルーフィング(防水シート)を敷きます。

ルーフィングを敷き終えたら桟木(瓦を引っ掛ける木)を釘で打ち止めて屋根に瓦を上げます。

瓦を上げ終えたら先程の桟木に瓦を引掛けて1枚1枚丁寧に釘で打って固定します。

端の斜めになっている部分は一つ一つ形に合うように瓦を加工して取り付け、新しい棟を取り付ける為の垂木を設置して、垂木の周りに南蛮漆喰を塗っているんですけど写真を撮り忘れてしまいました💦

最後に棟の瓦を取り付けビスで垂木に打ち付け固定したら2階の屋根完成です!

1階の屋根は板金屋根で今回の施工法は既存の屋根材を撤去する処分費と工期が短縮できることで費用を抑えられるカバー工法で施工させていただきました。

写真をパッと見比べるだけでもお家がすごく若返った感じがしますよね♪

K様この度はお仕事をさせていただき、ありがとうございました。

弊社の工事は、一級かわらぶき技能士が行っております。
施工例は見習い戦士「あおい」が書いております。

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