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西区T様邸で瓦屋根の全面葺き替え(取り替え)の施工をさせて頂きました。

築約60年の間ずっとお家を守っていてくれた瓦屋根の写真です。何度か補修をされたとお話を伺ったのですが、それでも半世紀以上もの間、ずっと雨風から家を守ってきたと思うと瓦ってホント強いですよね。

それでは、ここから施工の紹介をしていきます!

まずは棟(屋根頂上部)の瓦を撤去するんですけど高く立派に積まれていたので、その分、撤去の手間もなかなかの時間かかります(笑)

これまでの瓦屋根の施工例をいくつか見てくださった方なら「あれ瓦の下なにかある❔」と思う方もいると思います。そうなんです(笑)
ビッシリと敷き詰められた赤土があるんです!よく地震の度に瓦屋根の家が崩れたというニュースを目にする事があると思うんですけど、被害の多くは、この施工方法の屋根の家ではないかと僕は考えています。現在ウィズホームで実施している施工方法は1㎡約45㌔に対してこの赤土を使った施工方法は、なんと1㎡90㌔一般住宅の20坪の瓦屋根の現在の重量は約3.2㌧とされているので、この赤土を使った施工だと約6.4㌧となりますね。
もちろん、一概には言えませんしお家の構造やメンテナンスがしっかりしているのであれば違ってきますが、躯体の経年劣化も進んでいるであろう住宅の上に6.4㌧乗ってたら地震で揺らされたら躯体はひとたまりもないですよね。

古い瓦・赤土の撤去が完了したら下地を綺麗に掃除して、新しい下地の合板とルーフィング(防水シート)を取り付けます。

ルーフィングを貼ったら、桟木(瓦を引っ掛ける為の木材)を釘で取り付けて、新たに屋根に葺く(取り付ける)瓦を屋根に上げていきます。

瓦を上げたらここからは半世紀以上お家を守ってもらう瓦を一枚一枚丁寧にステンレスの釘で打ち留めていきます!

今回の施工例の紹介長くなりそうなんで前編と後編で分けようと思います。

弊社の工事は、一級かわらぶき技能士が行っております。
施工例は、二級かわらぶき技能士・見習い戦士「あおい」が書いております。

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